お友だちができたよ♪
JUGEMテーマ:スピリチュアル/アセンション
昨年度からの引き続きで受け持っているAくん。Aくんは、言語の発達が少し遅れていて、
家庭環境もあるのですが、
口をひらけば、「ぼけ〜」「どけ〜」「あっちいけ〜」
と、乱暴でコミュニケーションの手段が叩く、蹴る、押す
で、上手くお友達と遊べない気持ちが悪循環に
エスカレートしている状態でした。
これまで、Aくんが、乱暴になってしまうのは、
お友達と仲良く遊びたいのに遊べない、上手くコミュニケーションが
取れないことが原因だと感じていたので、
まずは、Aくんが保育園にいる間少しでも安心できるように
Aくんのきもちを受け止めるようにし、
昨年1年は、Aくんと私との信頼関係を築くことに努めてきました。
徐々に好きな遊び(主に戦いごっこ^^;)を通して、
お友達と楽しさを分かち合えるようになってきていましたが、
それ以外は、かなりの無気力で、口を開けば「ぼけ〜」でした。。。
でも、先日席替えをし、今年入園してきたBくんと隣の席になりました。
Bくんも育った環境が、大人ばかりでお友達とじっくり遊ぶのに躊躇があって、
いつも様子をうかがって、徐々に関われるようになってきた手段が、
言葉の要らない”戦いごっこ”でのコミュニケーションでした。
”戦いごっこ”は、TVの影響もありますが、
核家族化などでコミュニケーションの幅がせまばっている最近の子ども達の
お友達とつながるツールの一つになってきているんだなと、感じます。。。
そのAくんとBくんが、隣同士の席になることで、
私としてはあまり計算も何もしてなかったのですが、
戦いごっこをして(コミュニケーションの手段として)、
少し痛い思いをしてもお互い言いつけたりしないし、
なんでも笑あえて、隣で言葉がなくてもいてくれる安心感を
感じ合っているようでした。

私たち大人は、戦いごっこ=悪いこと
だと決めつけてしまうところがありますが(けがを恐れて)、
その普段の意識と言葉がけがクラスの子ども達にも
戦いごっこ=悪いことだと、植え付けてしまい、
Aくんが言葉が苦手なのでちょっとコミュニケーションのつもりで
手を出しただけでも、「せんせー、Aくんが〜!!!」
と、なってしまってたんだなって反省です。。。

そんな既成概念もまったくない新入のBくんだから、
最初は”戦いごっこ”からの始まりでしたが、
昨日はAくんがBくんに折り紙を教えてあげたり、
お外遊びもずっとずっと手をつないで一緒におままごとをしていました。
「AくんとBくん、とっても仲良しだね!!!」って声かけると、
本当に2人とも喜びがあふれていました

心が通じ合うお友達が出来ることで、Aくんは
今まで全然興味のなかった給食も
「Bくん、次はこれを食べようか!!!」って言い合って
とっても楽しそうに意欲的に頂いてくれるようになってきました

Aくんの言葉での表現も、たぶん今までは「どうせ、理解してもらえないし。。。」
っていうのがあったけど、最近は、お友達に自分の喜びを伝えたい!
って、思う気持ちが強くなって言葉も沢山出るようになってきました

子ども達の言動に、善悪なんてないし、
いつもニュートラルに子ども達の言動をとらえ、
その奥にある思いを理解し、
決めつけず、すべての子ども達は自らの力で輝く力があって、
子ども達に必要な教育とは、教え育むのでなく、
子ども達を信じ育むことなんだなって、
Aくんの大きな変化を観て、感じました

愛の保育士Yokko
- 2015.05.16 Saturday
- クリスタル・アセンション日記
- 06:21
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- by Yokko